今回は津軽三味線とは全く関係ありません。
2016年発売のCanonコンパクトデジカメIXY 190(父所有)が昨年壊れて放置されていましたので、子供のおもちゃにでも…と思い修理してみました。
修理に必要な工具はプラス(#0)ドライバーのみでした。
まずは安全のためにバッテリーを外しましょう。
ビスを外します。全部で6本です。(全て同じサイズのビスです。)
ビスを外すと前面パネルが外せます。下側からフレキシブル基板(レンズ下に見えるオレンジ色のフィルム状のもの)を引っ張らないように気をつけて外します。
次に上部の操作パネルの爪を外します。引っかかっているだけなので簡単に外れます。
一緒に液晶側のパネルも外れます。
解体はここまでです。問題の『電源スイッチ』を見てみます。操作パネル側は機械的にスイッチを押すだけの機構です。
操作基板側から白いフィルム状のものが落ちてきました。
このフィルムには中央部に金属が貼られています。
操作基板側の銅箔が接点になっていて、フィルムに貼られた金属で導通する仕組みです。この金属は凹形状でスイッチのクリック感はこの 凹形状を押した時の『ペコ!ペコ!』です。
白いフィルム状に糊が残っていましたので基板上に貼り付けてあるだけです。
よって、剥がれてスイッチが効かなかっただけのようです。直ぐそばに基板固定のビスがあるのだから…もうちょっと…設計者!しっかりしろよ!
とりあえず白いフィルムの金属を避けて両面テープで付けました。両面テープは普通のやつです。
あとはもとに戻します。上部の操作パネルからが良いかと思います。
バッテリーを入れて動作確認。問題なく動作しました。
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