文化譜に関連する情報です。
文化譜作成では過去に何度かご紹介しております 『和楽器用楽譜作成・変換ソフト 和楽一筋』(じょんからドットネット様) が非常に優秀ですが、今回はギタリストにお馴染みの『TuxGuitar』で文化譜を作成する方法です。
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『TuxGuitar』はTAB譜作成のフリーソフトですが『和楽一筋』同様にMIDIで音声再生が可能です。そして、最大の魅力はTAB譜関連データはネット上に豊富にあるということです。 『911Tabs』https://www.911tabs.com/ などは有名です。
洋楽バンド系のアンサンブルなどをやる方には便利ではないかと思います。
![](https://metal-shamisen.com/wp-content/uploads/2019/12/TuxGuitar-1024x561.jpg)
ただし、残念な事に完璧に『文化譜』に対応している訳では有りませんので『勘所』は『フレット番号』に変換する必要があります。もちろん、各種奏法の記号もありません。
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それでもいい感じに表現できるんですよ!試しで作った『六段』聴いてみてください。
どうでしょうか?
では、『TaxGuitar』で『文化譜』モドキを作成する方法です。
まずはメニューバーの『トラック』のプルダウンメニューで『トラックのプロパティ』を選択します。
![](https://metal-shamisen.com/wp-content/uploads/2019/12/01.menu_-1024x561.jpg)
下のウィンドウが開きます。
![](https://metal-shamisen.com/wp-content/uploads/2019/12/02.track_.jpg)
『演奏楽器』のスパナマークをクリックすると下のウィンドウが開きますので、『追加』をクリックして『Shamisen』を選択・追加します。
![](https://metal-shamisen.com/wp-content/uploads/2019/12/03.sound_.jpg)
次に『トラックのプロパティ』ウィンドウの『チューニング』のスパナマークをクリックすると下のウィンドウが開きますので、『二上がり』なら下の様に設定します。
![](https://metal-shamisen.com/wp-content/uploads/2019/12/04.tuning.jpg)
あとは『3線』が画面に表示されますので、『勘所』を『フレット番号』に置き換えて入力していきます。
『前撥』『後ろ撥』は『強弱記号』で設定すると譜面には出てきませんが音声としては表現できます。
澤田勝邦先生の譜面同様にリズムがわかりやすいのでコレ好きです。
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