連続投下!今回は『糸』についてです。豆知識と言うほどでもないですが…音だけで選んで『糸』を太くしていったら、落とし穴があった話。
結局の所、流派の指示?(ウチには無いけど)や好みの問題なのかも知れませんが、1の糸は絹、2の糸は絹かテトロン、3の糸はナイロン みたいな感じかと思います。
ちなみに私は
1の糸は『丸三ハシモト 極上寿絹糸(浄瑠璃糸)中口1』
2の糸は『丸三ハシモト 寿テトロン糸 15-2』
3の糸は『丸三ハシモト 寿ナイロン糸 14-3』
で落ち着いています。
ギターの弦と同様に太くなれば、音が太くなり、テンションも上がります。そこで一時期はかなり太い糸を使っていました。
そんなときに、先生のコンサートで『合奏コーナー』に出演する事になりました。そこで、津軽民謡の定番曲数曲を演奏するのですが、唄も入るので先生から
当日変わるかも知れないけど7本でお願いね!
通常練習のときは4本(C)か5本(C#)なのですが始めて7本(D#)と言われ、「こんなに高いのか!」と思いながらも練習していると毎日のように3の糸が切れました。練習に力が入っているのかと思いながら数日が立ち、本番2日前に気が付きました。
『糸が太すぎた!』
予備も全て太い糸、近くに三味線屋は無い!
そこに先生から電話
本番に使おうと思っていた三味線 革が破れちゃったから、予備の三味線無いかしら?
その時は予備を2本持っていたので、それを持って先生宅へ
借りるの嫌なので買い取りさせて!
ジャンク購入で試行錯誤で直した『雷神』をお買い上げいただきました。
ついでの様で何なのですが…糸を譲っていただけないでしょうか?
どうぞ!持っていってください。
糸の件は事なきを得ました。
三味線の場合、曲弾(いわゆるギターソロみたいなやつ)のキーは好みで良いのですが、唄付(唄の伴奏)ではギターと違い、唄い手のキーに合わせて調弦をします。そこがギターとの大きな違いでした。
ネット上での諸先輩方の意見(特に理由的な記載は無いですが…)が証明された事例でした。
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