津軽三味線 豆知識 その10 『糸のテンション』

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今回は藤井黎元先生のYouTube動画でも言及されていた『糸のテンション』についてです。

多分ギター経験者だからだと思うのですが、津軽三味線の『2の糸』がテンションが低く『バランスが悪いなぁ!』と感じていました。もちろん、『糸を太く!』はやっています。

『黎元先生も感じているなら間違いないな!』とちょっと考えてみました。

エレキギターならば『テンションバー』『テンションガイド』というものが有ります。わからない人はググってみてください。

要するにナット(上駒)から糸巻きに向う角度が急になるほどテンションは上がります。

という事は糸巻きの順番が『132』の方が『2の糸』のテンションは高くなるのです。

しかし、私が属する流派は『123』です。そこで考えました。(先生には内緒です。)

わかりますか?1の糸巻きの下に2の糸を潜らせています。

これがなかなかいい感じです。

実はコレ以外にやり過ぎて失敗しています。

1の糸巻きの下に穴を開けてテンションバーを付けたのです。

テンションは凄いいい感じになったのですが、テンションバーから2の糸巻きの角度が付きすぎて糸がテンションバーで切れ易くなってしまいました。

多分、もう1箇所バーを付けて角度を緩和すれば使えそうな気がしますが、今はまだ実験していません。

実験したらここで報告します。

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